安部芳裕氏 『未来をひらく希望のお金 地域通貨が創る永続可能な未来』

ワールドフォーラム2009年3月例会 安部芳裕氏のご報告

『地域通貨が創る永続可能な未来』
地域通貨の発行は、世界恐慌の回避と
脱出にいかなる効果を期待できるのか?

講師:安部 芳裕 氏 (反ロスチャイルド同盟主催)

 ワールドフォーラム3月例会では、昨年、米国で起きたサブプライムローンの焦げ付きから始まり、欧米の金融システムの信用が失われ、それに続く世界不況の到来により世界経済システムが崩壊の危機に晒されるに到りました。そこで、昨年九月に新著「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」という本を出版し、また昨年末には「日本人が知らな い恐るべき真実」(晋遊舎)を出版された地域通貨や経済史に詳しい、実施済みの地域通貨の発行の具体的な事例を交えながら紹介していただき、地域通貨グループ”レインボーリング”の創設者・反ロスチャイルド同盟主催者 安部 芳裕 氏をお招きして「地域通貨(ローカルマネー)が創る永続可能な未来 -地域通貨の発行は、世界恐慌の回避と脱出にいかなる効果を期待できるのか?-」というテーマで、地域通貨の流通がこうした世界的な経済恐慌・大不況の時代に、地域通貨はいかになる役割を果たすことが期待されるのかについてお話し戴きました。

ブログやサイトで、2005年から2008年からの世界経済の崩壊が始まることを警告し続けてきた安部芳裕氏は、今、現実となって世界恐慌の到来が目前に迫ってきた現況で、いかなる見通しを持っておられ、その対処の手段として、長年主張しその普及に努力して来られた地域通貨の有用性と有効性をいかに考えられておられるのでしょうか?世界を動かしているのは「お金」と「コネ」と「暴力」であり、その中心に位置して世界を動かしているのは、紛れもなく「お金」であり、その「マネーシステム」の暴走に世界中がなす術もなく翻弄され続けています。しかし、この危機は、自由で豊かな「明るい未来」を創造する新しいお金の仕組みを導入し普及させるには、絶好のチャンスにもなり得るのだと、安部芳裕氏は強調しておられます。それが、地域通貨の普及なのでしょうか?これまで、講演や体験型ワークショップを全国の自治体・商店街・商工会・大学・NPO・NGOなどで数多く行ない、その実践をもサポートして来られた安部芳裕氏だからこそ、実体験の中で積み上げて来られたノウハウと地域通貨の持つ有用性と有効性についてのお話を、直接にご本人からお話を戴きました。

 

ワールドフォーラム講演映像アーカイブ

【ダイジェスト版】安部芳裕氏「未来をひらく希望のお金 地域通貨が創る永続可能な未来」

【全編動画】安部芳裕氏「未来をひらく希望のお金 地域通貨が創る永続可能な未来」(2時間35分収録)

【DVD】安部芳裕氏「未来をひらく希望のお金 地域通貨が創る永続可能な未来」(2時間35分収録)

DVD

 


日時 2009年3月28日(土)18:30 - 21:30 講演・質疑応答
場所 北とぴあ9階 901会議室 北区王子1-11-1
交通 JR & 東京メトロ「王子駅」前 徒歩2分
参加費 当日一般: 4,000円 (事前予約:3,000円)

講師プロフィール:安部 芳裕(あべ よしひろ)氏

反ロスチャイルド同盟主催

安部芳裕

1964年生まれ。関東学院大学卒業。環境問題の根幹にあるのは、経済システムの問題だと認識し、オルタナテイブなお金である地域通貨に希望を見出す。 1999年に地域通貨グループ「レインボーリング」を立ち上げる。講演や体験型ワークショップを全国の自治体・商店街・商工会・大学・NPO・NGO などで数多く行ない、その実践をもサポート。著書には、「だれでもわかる地域通貨入門」「なるほど地域通貨ナビ」「ボクらの街のボクらのお金」「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」「日本人が知らない恐るべき真実」などがある。2007年4月からネット上で、「反ロスチャイルド同盟」http://www.anti-rothschild.net/ を立ち上げる。
豊富な資料を揃え、マスメディアが伝えない貴重な情報を発信している。

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