ご報告
「“サラ金の帝王”武富士社長武井保雄の正体と我が戦い」
− 盗聴事件で遂に倒した社会悪 −
フリージャーナリスト 山岡 俊介 氏
今年で四半世紀にもなろうという歴史のワ−ルド・フォ−ラムですが、2001年8月に外資モルガン・スタンレーの不良債権買取会社KGIの実態についての調査を講演をして戴いたことのある、当会ではお馴染みのフリージャーナリストの山岡俊介氏が、昨年大手サラ金武富士の社長武井保雄にずっと盗聴され続けたことで、同社の度重なる犯罪の数々とその反社会性を暴き、遂に武井逮捕に漕ぎ着け一躍社会に勇名を轟かせて「時の人」となりました。そこで長年「財界展望」「実業界」「噂の真相」「創」「サンデー毎日」「ベルダ」「週刊大衆」等の月刊誌や週刊誌の調査報道で、真実を追究・告発し続け、圧力に屈することのない「真のジャーナリスト魂」を有した勇気ある フリージャーナリスト 山岡 俊介 氏 をお招きして 「"サラ金の帝王"武富士社長武井保雄の正体
と 我が戦い - 盗聴事件で遂に倒した社会悪 -」というテーマでお話戴きました。
山岡俊介氏は、2000年10月末に発売された雑誌「別冊宝島」で大正生命保険をめぐる詐欺事件の検証記事で 逮捕された投資会社社長の金主として武富士を「T社」と表記して取り上げたのを、当時11,000円前後して
自社株の株価が11月終わりに半額の5,000円前後に暴落したのを、山岡氏らジャーナリスト等の仕業と曲解し批判的な記事に敏感となっていた武富士側が株価の大暴落で経営上の不安感や焦燥にかられて過剰反応し、
12月14日から2001年2月24日まで山岡氏宅を組織的に盗聴されました。それは、実行犯の担当者だった元課長中川一博が、懲戒解雇された際に持ち出した内部資料の中に、盗聴記録や盗聴テープがあったからでした。山岡氏は、記事をめぐり同社と宝島社と共に訴訟係争中でもあり、宿敵であった武井保雄とは「タブーなし」「強い者イジメ」の精神で、この提供された44本の盗聴テープや資料をもとに電気通信事業法違反容疑で武井会長らを警視庁に刑事告訴致しました。その結果、武井会長本人と「腹心中の腹心」小瀧元専務が逮捕され、同社は家宅捜索・強制捜査が入り暴力段との深い関係や警察内部との「犯罪暦情報漏洩等の癒着へと同社の背後関係にまで捜査が及ぶに到りました。サラ金から消費者金融と名前は変わり経団連にまで迎えられた高利貸の武富士の正体とは何だったのか。外資とともに、健全な日本経済を侵食して食い荒らしてきた暴力団や裏社会・闇勢力の実態が、この事件をきっかけに明らかになることは、「日本の再生」への原点です。勇気ある山岡俊介氏の決起を称えると共に、直接ご本人からその調査結果を報告して戴きました。
|