立春の候、皆様にはお元気にご活躍のことと存じます。新春歴史シンポジウムでは、「第二次世界大戦史の検証」の総論を全体として行ないましたが、引き続き3月例会ではその各論として、 『日中戦争の歴史』の真相追求を行ないます。中でも、そのきっかけとなった『盧溝橋事件の勃発の真相』を取上げます。「第二次世界大戦史の検証」の中でも、「東洋史上の最大の謎=日中戦争を仕組んだのは誰か?」 を歴史の見直しの観点から行ないます。講師には、中国大陸に進出し侵略したと指弾されて来た「昭和日本」と「近代中国史」を真実の史実に詳しい 「史実を世界に発信する会」事務局長・世界出版代表取締役 茂木 弘道 氏にお願いし、「盧溝橋事件勃発の真相 -日中戦争の歴史の真相-」というテーマで、 「歴史の真相の深層」に迫って戴きました。
「南京大虐殺」を宣伝しようとする話題の反日映画が何本も集中して製作されていというこの時期には、再度の「日中衝突をきっかけとする日中戦争」を戦略的に仕掛けようとする意図的なハリウッドを 支配するユダヤ勢力の反日・嘘プロパガンダの意図が明瞭に見てとれます。『南京事件の真実』と共に、『日中戦争の歴史』の真相追求でも最大の争点の一つになっているのが、「日華事変のきっかけとなった 盧溝橋事件」の真相解明です。(もう一つの争点とは、1928年に「満州某重大事件」と称された「南満州鉄道爆破による張作霖爆殺事件」の下手人の真相や1931年の「満州事変の契機となった柳条湖事件」の真相解明)、 とは、一体当時誰が「日中両軍の衝突と日中戦争を望んでいたのか?」の歴史の検証は、きちんと証拠と共に正しい精査が行なわれては来ませんでした。北清事変の北京議定書に基づく居留民保護で国際法的に 認められていた駐屯日本軍は、僅かに6500人に過ぎず、北支に展開していた国民政府二十九軍の約十万人と比べて、相手にならない程の少数であり、こうした中で日本側から日中戦争へ突入して行こうとしたとは 到底考えられません。こうした事情で、「日中衝突をきっかけとする日中戦争」を戦略的に仕掛けようとすることを必要とし、また、そうした指令を発したのは誰で、またそれを受けて国民政府二十九軍に偽装して開戦の きっかけを創るように発砲したのは誰だったのか?等々、真相を、茂木弘道氏にお話戴きました。