ワールドフォーラム09月例会のご報告

闇の世界権力と歴史の行方
−日本の果たすべき役割 −

国際ジャーナリスト 中丸 薫 氏

ワールド・フォーラム9月例会では、国際ジャーナリスト 中丸 薫 氏 をお招きして、近代史の裏の真実や国際情勢の真相に通じておられ、各国の要人との数多いインタビュー等を通じて真の国際権力構造の実態に詳しい同氏に、その背景について、「闇の世界権力と歴史の行方 − 日本の果たすべき役割 −」というテーマでお話戴きました。
日本歴史について独特の見解をお持ちで古代天皇家や近代天皇家についても詳しい中丸氏は、1970年代から数多くの世界のトップリーダー達とのインタビューを重ねて来られた国際ジャーナリストとして活躍されて来られ、実体験から世界を語ることの出来る稀有な方であり、広い観点から世界を語って戴き、日本人はいかに対処すれば良いのかということについてお話戴きました。

中丸氏は、世界の要人達との交流の実体験から垣間見た世界の真の権力構造について、数多くの勇気ある著書を出されて、国際政治の実相を知らしめようと日本人達に告知し警告を発して来られました。謀略が渦巻く国際社会において、世界情勢に疎く「安全と情報はただだ」と思い込んでいる騙され易いお人良しの日本人にとっては、本当の世界はどうなっているのかということを正しく認識することは非常に重要なことであり、生き残ってゆくには絶対不可欠なことであります。9・11事件以来、世界は戦争モードとなり、それを推進している闇の世界権力という勢力の正体を正しく認識し、その目的と狙いを知らねば日本は亡国の道に至るのは必至であります。そこで、そうした事情に詳しい中丸氏に、その実体験からのお話を交えてお話戴きました。

プロフィール

中丸 薫 氏

佐藤剛男代議士 国際政治評論家。コロンビア大学政治学部、同大学院国際政治学部、同東アジア研究所卒業。70年代より、世界のトップリーダーをインタビューするジャーナリストとして活躍。74年にニューズウィーク誌テレビ特集版で、「インタビューアー世界NO.1」の評価を受け、ワシンポスト紙でも「時の人」として取上げられる。各国の大統領や国王との対談を行ない数々の国際会議に出席するなど、民間外交を積極的に展開され、旧ソ連、北朝鮮、韓国、イランなどから国賓待遇で招待を受けている。

 また「太陽の会」を主宰し、「中丸薫のワールドレポート」を毎月発行するなど、国際情勢・国際政治の啓蒙を続けている。74年より通産省審議委員、80年より外務省「海外広報」評論委員。著書には、「闇の世界権力をくつがえす日本人の力」「アメリカに巣くう「闇の世界権力」はこう動く」(以上徳間書店)「闇の世界権力構造と人類の針路」「国際テロを操る闇の権力者たち」「世界はなぜ破滅に向かうのか」(以上文芸社)「真実のともし火を消してはならない」(サンマーク出版)「人間の使命とは何か」(三五館)「古代天皇家と日本正史」(徳間書店)など多数。