山岡俊介氏 x 寺澤有氏+ワールドフォーラム佐宗邦皇代表一周忌のご報告

2010年8月例会 山岡俊介氏 x 寺澤有氏 + 佐宗代表一周忌のご報告

benjamin11

 

独自の映像メディアが果たす、「真実の報道」とは?
独自の活字メディアに続き、インターネットTVを7月5日開始!
佐宗氏最後の例会から一年後の 8月8日、
新たなるスタートとな る追悼例会

30周年記念特別講演会

 ワールドフォーラム8月例会では、 真実の報道をするために、自前のインターネットTVを立ち上げたばかりのフリージャーナリスト山岡俊介氏・寺澤有氏を招いて、 自前の映像メディアを開始するに至った経緯を伺いました。 「既存のメディアに頼っている限り、真実の報道は出来ない」と確信するに至った生の経験を公開していただきました。

いま、ネット上ではプロ、アマを含め、山のように情報が流れています。しかし、有料で配信し、ペイしている硬派の記事配信のケースは皆無に近いとも言え ます。山岡氏の配信する「アクセスジャーナル」(06年5月より有料)は、極めて希な事例です。ながらくフリーの記者として、週刊誌を中心に記事を “書かせて”もらって来たという山岡氏が、さまざまな事情から必要に迫られ、「ストレイ・ドッグ」という無料のHPで配信を続け、 有料に切り替えたのは2年後のこと。
一方、約3年前より、某ネットTVで番組を持っていた(月1回。45分)が、映像配信の方も同じく自前でやると決意し、先日参院選挙投票日を目前に、実 験的に第1回目の配信を行ったばかり(テーマ:「参議院選挙の分析について」)です。
この映像メディアも将来的には有料化の計画とのこと。なぜ、山岡氏は、独自の活字メディアのみならず、映像メディアも自前で持とうと決心したのでしょう か?それは、既存の媒体に頼っている限り、真実の報道が できないという数々の経験に基づいた決意でした。
勿論、真実の報道は大きなリスクが伴います。つい先日、INAXという企業の問題を追及しているところ逮捕されるとの情報が飛び込んで来て一時は覚悟を 決めたと言います(事情聴取後、逮捕には至らず)。むろん、何らやましいことはないのにです。この前には盗聴、放火の被害にも会ったとのこと。
映像と技術面を担当する、フリー仲間の寺澤有氏 にも出演していただき、こうした体験、経緯も踏まえ、本当の報道とは、そしてどうあるべきか、また、わが国のジャーナリズムはどこに向かおうとしているのか、率直な見解を伺いました。また、なぜアクセスジャーナルはペイするのか、その秘訣もご伝授いただきました。
昨年、8月例会の席上で代表幹事の佐宗邦皇氏が突然倒れ、 翌朝帰らぬ人となったのは8月8日のことでした。1年後のこの日、佐宗氏の遺志である「真実を伝え、各界のリーダーを輩出する教育・実践の場”ワールドフォーラム”」の副代表をお引受頂いた山岡俊介氏による、1年後の新たなスタートとなる記念すべき例会となりました。

ワールドフォーラム講演映像アーカイブ

【ダイジェスト10分】山岡俊介氏 独自の映像メディアが果たす「真実の報道」とは?

【ダイジェスト10分】寺澤有氏 独自の映像メディアが果たす「真実の報道」とは?

【全編動画】独自の映像メディアが果たす「真実の報道」とは? 山岡俊介氏・寺澤有氏ワールドフォーラム2010年8月 (2時間18分収録)

【DVD】独自の映像メディアが果たす「真実の報道」とは? 山岡俊介氏・寺澤有氏ワールドフォーラム2010年8月 (2時間18分収録)

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日時 2010 年8月8日(日)18:30 ~ 21:00 講演+質疑応答
場所 北沢タウンホール 3階 ミーティングルーム(定員72名) 東京都世田谷区北沢2-8-18?
交通 小田急線&京王井の頭線 「下北沢」南口 徒歩4分
地図 map 四谷区民ホール
参加費 当日一般: 3,000円 (事前予約:2,000円)学生1,000円

講師プロフィール:山岡 俊介(やまおか しゅんすけ)

フリージャーナリスト

1959年愛媛県松 山市生まれ。神奈川大学法学部卒業。法政大学 大学院人文科学研究科日本史学(近・現代史)修士課程中退。零細編集プロダクションに2 年半在籍し、29歳よりフリーに。1991年1月より『週刊大衆』 の専属記者を務めながら、『噂の真相』『財界展望』などを中心に記事執 筆。 雑誌『政財界』に「ブラックジャーナリスト山岡俊介の罪と罰」という連載をされ提訴した。 政財界は休刊に追い込まれたため山岡に謝罪し和解した。2000年12月頃から翌年2月にかけて、武富士社員の中川一博に依頼を受けた探偵社から電話盗聴を受ける。なお、この盗聴を山岡に告発したのも中川である。2005年7月には、自宅を何者かに放火される(ジャーナリスト宅放火事件)。新聞各社は一斉に放火であると報道するも、犯人の糸口は現在も全くつかめていない。2007 年8月 山岡が主宰するアクセスジャーナル宛てに脅迫状とともにカッターナイフの刃が送りつけられたと発表。経済界、特に株式市場に関わる記事には定評がある。また、執筆活動の性質上、訴訟を提起される事が多い。同時に、怪文書まがいのもの でもインターネット上のサイトでは掲載していくことから、何らかの思惑を持って山岡に情報提供するものもいる。過去には2ちゃんねるに対しフリーライターの野田敬生や寺澤有と共に訴訟を提起した事もある。

山岡俊介氏のアクセスジャーナル – News & Features

講師 プロフィール:寺澤 有(てらさわ ゆう)

フリージャーナリスト

1967年2月9日、東京生まれ。大学在学中の1989年からジャーナリストとして、警察や検察、裁判所、弁護士会、会計検査院、防衛省、記者クラブ、大企業などの聖域となりがちな組織の腐敗を追及しはじめる。過去2回、平沢勝栄・衆議院議員(元警察庁キャリア)と消費者金融大手・武富士から名誉毀損で提訴されるが(損害賠償請求金額は、前者が1780万円、後者が2億円)、どちらも勝利。2009年公開の映画『ポチの告白』(高橋玄監督)では、原案協力者とスーパーバイザーを務め、特別出演(裁判所職員役)も果たした。著書(編著、共著も含む)に、『警察庁出入り禁止』(風雅書房)、『PL法があなたを守る 欠陥商品のトラブル解決法』(同)、『PL法事始』(三一書房)、『警察がインターネットを制圧する日』(メディアワークス)、『おまわりさんは税金ドロボウ』(同)、『交通取り締まりのタブー!』(宝島社)、『全国警察力ランキング』(同)などがある。 2009年3月、自著『報道されない警察とマスコミの腐敗 映画『ポチの告白』が暴いたもの』を、自分で設立した版元「インシデンツ」から発売し、出版事業へ進出する。インシデンツが2冊目に発売した『福田君を殺して何になる―光市母子殺害事件の陥穽(かんせい)―』(増田美智子著)はベストセラーに。趣味は飲むこと(アルコールに限らず)、食べること(甘辛問わず)。

◆寺澤有が運営する情報サイト「インシデンツ」THE INCIDENTS

 

 

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