高橋清隆氏 「世論を誘導するマスメディアの本質」 -真実を伝えない商業マスメディアの偽装報道を見抜け!-
ワールドフォーラム2009年1月例会 高橋清隆氏のご報告
世論を誘導するマスメディアの本質
-真実を伝えない商業マスメディアの偽装報道を見抜け!-
フリーランス・ライター 高橋 清隆 氏
ワールドフォーラム1月例会では、昨年9月に「偽装報道を見抜け!」(ナビ出版)という著書を出版し、マスメディアのあり方についての疑問を著した新進気鋭のフリーランス・ライター 高橋 清隆 氏をお招きし、「世論を誘導するマスメディアの本質 -真実を伝えない商業マスメディアの偽装報道を見抜け!-」というテーマで、お話し戴きました。
9.11事件以来の米国と世界の大変動は、新聞・雑誌・テレビ等のマスメディアが必ずしも真実を伝えずに、現代の「大本営発表」とも言うべき「虚偽と捏造のプロパガンダ情報」を意図的に垂れ流してきた中、その意図的に作られた虚報の上に開始されたアフガン・イラク戦争が「テロとの戦い」という美名の下に「対イスラム戦争」が実行に移され、日本も日米同盟の名の下に協力をしてきましたが、それは結局のところ米国のネオコンことシオニスト達の引き起こした対外征服戦争に参加させられたに過ぎませんでした。こうした流れの中、堕落したマスメディアに対しては、過去の真相を暴き商業マス メディア各社に対して、敢然と真実の報道を求める識者の声を代表して、「国民の「知る権利」の確保」と「情報民主主義」と日本のジャーナリズムの良心を賭けて戦う「巨大マスメディア権力に戦いを挑む在野の勇者達」「多数のブロガー達」の出現だけが、日本の未来を決する頼みとなってまいりました。
そこで、こうした情報管理・情報操作と捏造情報による巨大マスメディア権力の世論誘導の中で、インターネット普及を通じた情報革命の進展で出現した、個人や一般市民の情報発信・個人の言論発信の多数の「ブロガー」は、こうした財力や権力による誘導に対抗しうる、憲法21条で保障されている出版・言論の自由(表現の自由)保障とその受益権としての「国民の知る権利」の保障を貫徹する、新しい対抗メディアとして高く評価されるべきであります。そこで、これらの真実を求め発信しようとする「ブロガー」達が連帯して情報ネットワーカーの連携をはかり、団結と組織化すればマスメディアに十分対抗し得る民衆のメディアとして確立し、同時に相互の監視・質の向上を図り、十分に信頼に足りる新しい情報発信メディアの団体として機能するのではと期待されます。そうした趣旨で、2009年1月1日を期して「ワールド・ブロガー協会」が有志たちによって設立されました。その設立を祝し、参加されようとする多数の「ブロガー」の方々をはじめ、関心を有する方々にも呼びかけて発足記念講演会を行いました。
ワールドフォーラム講演映像アーカイブ
【ダイジェスト版10分】高橋清隆氏「世論を誘導するマスメディアの本質」-真実を伝えない商業マスメディアの偽装報道を見抜け!
【全編動画】高橋清隆氏「世論を誘導するマスメディアの本質」-真実を伝えない商業マスメディアの偽装報道を見抜け!(全3時間2分収録)
【DVD】高橋清隆氏「世論を誘導するマスメディアの本質」-真実を伝えない商業マスメディアの偽装報道を見抜け!(全3時間2分収録)
日時 | 2009年1月30日(金)18:30 - 21:30 講演・質疑応答 | ||
場所 | 北とぴあ9階 901会議室 北区王子1-11-1 | ||
交通 | JR & 東京メトロ「王子駅」前 徒歩2分 | ||
参加費 | 当日一般: 4,000円 (事前予約:3,000円) |
講師プロフィール:高橋 清隆(たかはし きよたか)氏
フリーランス・ライター
1964年新潟県生まれ。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。 地方新聞新聞記者、公益法人職員として国土交通省北陸地方整備局の広報誌編集などを経て、2005年からフリーライターとして独立。掲載誌には、「月刊 THEMIS(テーミス)」「週刊 金曜日」、著名な政治評論家 森田実氏のホームページに原稿を掲載。また「ライブドアニュース」に市民記者として 「ワールド・フォーラム経済レポート」にレギュラー記事を発表。特に、植草一秀教授逮捕の痴漢事件の「国権捜査疑惑」と真相追及で前者に連載して救済に努めている。
高橋清隆氏 ご著書