さくら通信【時事ブログ】第24回 5月28日号

 薫風の候、皆さまにはご清祥にお過ごしのことと存じます。
カキツバタより少し遅い、皇居の花菖蒲は 今が見ごろです。


「物言わぬ日本人」も、国会で地位ある方々の「裸の王様」ぶりに
あきれ果てたのか、急激に「世間の意識変化」が起きているのを感じます。

退院まもないワールドフォーラム2月講演にご登壇の、高橋五郎氏 曰く
「この春は、いのちに代えても、やらなければならないことがある!」
「戦後70余年、居眠りしていて申し訳ない!」と、国民が目覚めるとき!!

「マスコミ統制下の日本人の洗脳がとけなきゃ、始らぬ!」、瀬戸際です。
政府のマスコミ恫喝もすさまじいようですが、矜持をもって頑張って欲しいところ。

それも一重に、私たち「国民一人ひとりの意識や行動」にかかっているのでしょう。

1)「共謀罪の説明不十分」77% 反対41%、賛成39% 22日発表の世論調査
http://www.tokyo-np.co.jp/…/…/201705/CK2017052202000119.html

共同通信社が5月20、21両日に実施した全国電話世論調査によると
「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案に関し、

「政府の説明が十分だと思わない」、との回答が77.2%に達した。(22日 東京新聞)

19日午後1時過ぎ、唐突な「審議時間が30時間を越えたから、採決を!」の
維新議員発言で、衆院法務委員会での十分な審議すら終わらぬ「共謀罪」が、
いきなり強行採決・可決された「不満」が、この数字に表れたのでしょう。
http://www.asahi.com/articles/ASK5M3GYLK5MUTFK00J.html?iref=pc_extlink

⇔ 23日に衆議院本会議で採決が強行され、与党が数で押し切り「共謀罪」可決成立。

玉川徹のTV「そもそも総研」が、共謀罪の「一般人を対象にせず」のウソを暴いた!
古川俊治 自民党法務部会長の発言で裏付けた。⇒ http://u0u0.net/DL5u

↓    ↓    ↓
「沖縄の基地反対で座り込みの相談は対象になる」「国策会社への批判の相談したらありうる」
「情報を得るためにメールも見る」等々…玉川徹「厳重な歯止めをかけるか、撤回しかない」

 【共謀罪】国連人権専門家が日本政府に批判文書、国内も大規模デモが各地で
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20170522-00071194/

「花見にスマホ持参で逮捕」低レベルすぎる国会審議で「共謀罪」を採決
・・・答弁できない法相に、自己正当化に窮して日本語を歪める首相。。
※「共謀罪」を考える5.31市民集会など、各種日程表。

※  官邸への意見窓口は、コチラ↓「ご意見募集」ページ
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
※   政府に苦情を言いたい場合も、相手に届くよう「丁寧な言葉遣い」がおススメです。

2)安倍政権が、本国会中に成立を目指す、「共謀罪」の危険性とは!?

 「立法焦らず再考すべき」と、「共謀罪」懸念を示した国連報告者が

    国連人権高等弁務官(OHCHR)サイト「共謀罪」への懸念を掲載。

⇔  2015年、「共謀罪」への露払い?だった「秘密保護法」成立時にも、

表現の自由がなくなる」と、日本政府に警告を発した「国連人権委」に、

即刻、拠出金をカットした「日本政府の横暴」は、広く世界に喧伝されました。
http://tanakaryusaku.jp/2017/05/00015884

3) 「とても正気とは思えない悪法」と指摘された「憲法改正」へと暴走する官邸

元最高裁判所判事の濱田邦夫氏がとても正気の人が作った条文とは思えない」
「成立すれば天下の悪法!」と警告した「危険な自民党の改憲案」を国民は知らず

総理は全くの独断で、5月3日憲法記念日に「読売新聞一面」で発表!
国会質問した野党に、総理は国会で答えず「読売新聞を読め」の国会軽視ぶり。

濱田元最高裁判事↓↓動画で分かる!自民党「憲法改正案」は絶句するほど危険! (04:39)

「ママの会」主催の憲法カフェにて、濱田元最高裁判事の見解まとめ。
  http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/d7e7c627f1388d97a231e032a8b9d547

自民党現閣僚ら↓↓お歴々のナチス顔負け「憲法改正」本音トークが、怖すぎる!
https://youtu.be/h9x2n5CKhn8

4) 国会で「ない」と報告された加計問題の「”総理のご意向”文書」 について
  当時の前川喜兵 前文科省事務次官が、5月25日に都内で記者会見を開いて
  「存在した」と証言し、 参院の予算委員会でも質問と恫喝が交錯中!
   https://mainichi.jp/movie/ video/?id=119434403
折りしも「官僚の良心」を体現されるかのような前川喜平 元文科相事務次官の
証言が、一服の清涼剤のように「 国会の重鎮たる皆さまを正気に戻す」触媒と

となられることに期待したいものですが、はてさて。。

超富裕層の所得倍増を成し遂げたアベノミクスの6年間は、片や大多数の国民の
貧困化を招き、格差社会の進行はシングルマザーと子どもたちを直撃しています。
「国の宝である、未来を担う子どもたち」を抱えるシングルマザーの6人に一人は
貧困家庭といわれます。貧困とは経済と体力の限界を、日々生きながらえること。
一日も早く、教育行政に関わる政府や官僚の方々にその実体を掌握し「救済対策」
を講じていただくのは何よりの国の優先課題であり、それに目をつむるのならば、
政府課題のひとつである「少子化対策」など、形骸化されたお題目に過ぎません。
これを期に「政治家とは官僚とは、何を使命とするべきか?」が国を挙げて活目
され、誇りある「子どもたちに安心して残せる国づくり」への最初の一歩となる
ことを願って止みません。(合掌)
今回の前川証言には、加計問題の内部告発のみならず、日本国民の貧困化に伴い、
そのしわ寄せが増え続ける離婚に伴うシングルマザーの貧困化と母親と一体化した
子どもの教育環境の緊急課題を提示されたことに、敬意と感謝を申し上げたい。

6) 有識者会議「退位」
をめぐる見解に、陛下が強い不満を漏らされていた
ことが明らかになった。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」
とも話されていて、政府方針に不満を示されたという。陛下のお考えは宮内庁
関係者を通じて、首相官邸に伝えられた。
http://u0u0.net/DL7y (5月21日毎日新聞)

満を持しての「陛下のご発言」の意図すら理解しない知識と判断力の不足が
露呈したのも、「退位をめぐる」有識者会議の団長が、経団連の名誉会長だと
いうのですから、無理もありますまい。

暴走し続ける「現政権」に、陛下が心を痛めておられる様子が偲ばれます。

劣化した
与党の言動が「日本を取り戻す」以上に日本を貶めるプロパガンダ
情報(歴史修正主義者 等)として、世界に配信されている現状も深く憂慮します。
世界のマスコミがグローバリスズムの呪縛を解き、ジャーナリズムが復活するには、
何よりも、市民一人ひとりの「目覚め」が、不可欠なのでしょう。

7)
「日本の金塊」で『金本位制』?大国経済クライシス回避への意味は!?
     6月11日(日)18:45 板垣英憲 氏ワールドフォーラム初講演で!
詳細ページ:http://worldforum.jp/ information/2017/0611.html


8)
国内バッシングを避け欧州・中東歴訪トランプ外交の意図とは?
https://tanakanews.com/(田中 宇の「国際情勢ニュース解説」)

…これらの重大な変化と国会進捗に、目が離せない昨今ではありますが、

「子ども達に安心して残せる国づくり」

弱輩にて至らぬながら、精進してまいりたいと思っておりますので
今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

 皆さまの益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げております。
 文責 さくら

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