さくら通信【時事ブログ】第23回 5月12日号

風香る候、皆さまにはご清祥にお過ごしのことと存じます。

森友問題への焦りでしょうか、5月3日の安倍首相「改憲」発言の
唐突さには、与野党から異論が出ています。(TBS 5月12日 15時20分)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3051530.html

一方、トランプ米大統領は、核放棄を条件に金正恩朝鮮労働党委員長を
米国に招待…中国通し伝達するなど、落とし処を模索中(5月9日 10時10分)
https://news.nifty.com/article/world/korea/12211-189530/#article

但し、米国も「朝鮮半島から戦争の火種を消したい」キッシンジャー
&トランプ陣営と、「北朝鮮を火種として温存したい」軍産複合体
温度差があり、情勢は極めて流動的との情報筋も。
(この見解には、「いや机の下で両者が手を握った茶番劇さ」説も)

こんな時こそ、日本国内が一枚岩になってオールジャパンで対応し
沈静化を適切に計り、国内外へのプレゼンスを高めたいものですが。。

失われる戦後遺産…9条改変でこの国は世界から孤立する(
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205137/3

自民党改憲案は、「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」の放棄
を謳っており、9条に関連する条項のみが問題点ではありません。
https://youtu.be/h9x2n5CKhn8

会期6月18日迄の本国会では、「主要農作物種子法の廃止法案」など
日本人の主食さえ守れなくなる「悪法」が、現政権によって次々成立中。

「おコメが食べられなくなる!!」 月刊「日本」2017年5月号より転載
http://toyouke.com/blog/12940.html

EU諸国とロシアは、モンサント社の遺伝子組替食品の輸入禁止を決定済み。

米国農作物の殆んどは、モンサント社の遺伝子組み換え食品と化したので
だぶついた米国農産物を日本に大量購入させるための法案が、上記の
「種子法廃止法案」です。日本人に健康被害をもたらす法案を「合憲化」
する為にも、自民党草案は「基本的人権の放棄」を掲げています。
(哀しいかな、自民党議員の殆んどはこうした経緯と実体に無知のまま)

日本は、我にかえって「正気を取り戻せる」でしょうか?

ところで明日5月13日は、キリスト教世界では名高い「ファティマの予言」
(ポルトガルの町ファティマに聖母が出現し、羊飼いの子らに予言を与えた)
カトリック教会が正式に認めた1917年の出来事から、100年目の日。

ローマ法王が小さな町ファティマを訪れて、礼拝を行うとのこと。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/phatima.html

第一の予言、第二の予言は、公開されていますが、
「第三の予言」は、それを見て衝撃を受けたローマ法王によって
バチカンの奥深くに秘められたまま、100年が経ちました。

聖母の予言を6回に渡り受けた、3人の羊飼いの子どもらのうち、
2005年までの長寿を全うした、最後の一人が晩年に

「それは決して、恐ろしい悲惨な予言ではなく
明るい希望のある予言でした」と、言い残しました。

そこには「日本が果たす という未来への希望」が、
語られていたと、後年、来日して告げた人もいます。

「今」、世界的な力学変化に連動して「日本の政局」も
日々刻々と変化し、目が離せない時局ですが
国の根幹となる、「憲法改正」に関する論議などは、
与野党それぞれに議論を重ねるべき重大なテーマであり、

決して、「小さな嘘に端を発した自らの政治生命にかかる疑義」への
追求回避のために、拙速に進めてよいことなどではありません。

世界が、重大な変化に向かう今こそ、総理はじめ、
国家運営に重責を担う、永田町や霞ヶ関の皆々さまの叡智の結集によって、

国民と共に「日本の力を オールジャパンで発揮できるように」
心から願うばかりです。

風香る五月晴れの空に、
皆さまの益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

文責 さくら

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