さくら通信【時事コラム】第15回 2017年2月12日号
大雪情報など寒さ厳しい折り、皆さまにはご清祥にお過ごしのこ とと存じます。
2月11日からの総理訪米では、和やかに親交を深める日米両首脳の姿
「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が米国インフラ事 業に約51兆円
(4500億ドル)投資することなどを通じ、米で数十万人の雇用 創出する」など、
1日の衆議院予算委員会で論議をよんだ、「総理の手土産」も、気 がかりです。
日米通商でシビアな経験を持つキッシンジャー氏のアドバイスを受 ける
敏腕ビジネスマンのトランプ米大統領を相手に、我が国総理は如何に
立 ち回れるのでしょうか?
敏腕ビジネスマンのトランプ米大統領を相手に、我が国総理は如何に
立
トランプ大統領は、「重要なディール(取引)は、すべてゴルフ場 で実現した」と
豪語するほど、ゴルフ場をビジネスに於いて活用してきた実績の持 ち主です。
かつて、キッシンジャー氏が現役バリバリの米国大統領補佐官だっ た当時、
田中角栄氏による日米通商交渉において、「繊維交渉をめぐる日本 外交」
では、数年後のキッシンジャー氏をして、「繊維という言葉も聞き たくない!」
と言わしめるほどの、痛恨事だったと伝えられています。
同時に、田中角栄氏による画期的な、「日中国交回復」も、寝耳に 水だった
キッシンジャーを激怒させたことが伝わっています。
どこかで、「清算」されるべき感情を浄化することは、新たな日米 関係を
再構築する上で、実は最も重要なポイントであるのかもしれません 。
それは目には見えない世界でなされるべき、後年の「鎮魂・慰霊」 の命題と
どこかで基を一にするもののようにも思えます。
真にお互いの国民生活に貢献できるような、成熟した形でそれが成 就できる
ならば、「未来にツケを残さない」めでたい希有な出来事となるの でしょう。
そのような成熟した関係性の上に、今新たに始まろうとしている、
日米露の連携を軸に、「それぞれの国民が主役で、豊かになる世界 戦略」
を実現しうる「本来あるべき未来社会へ」の経済提携を深めて頂き たい。
そうあればこそ、日中関係にもより良い影響を及ぼせるのではない かと
夢想し、より良き成就を心から祈念いたします。
「米国に隷属しグローバリズム席捲の下僕として、格差社会を進め てきた
日本政府与党にそんな構想が持てる訳がない!バ○じゃないか!? 」と、
思われる方々も、多々おられることと拝察いたしますが、
既に多くの米国民が傷を負い、その重荷を日本国民が間違って背負 うことなく
適切な「共存共栄」の道を正しく発見し、成就してゆくことを願っ て止みません。
「日本が水面下で保持してきた真の力とは、何か!?」については 、
ぜひ、2月19日復活!ご講演を賜ります、高橋五郎先生に直接、
質問を投げかけつつ、「日本の果たせる役割」を、それぞれの胸の 内 に
深く掘り下げるひとときを、楽しみにして頂きたいと思います!
↓ ↓ ↓
復活!高橋五郎先生「再演不可!最初で最後の独白」講演会はコチ ラ
日時:2月19日(日)17:40開場 18:00開演
会場:杉並区 方南会館ホール(160席)地下鉄 丸の内線「方南町」歩5分
以上、来る、2月19日(日)「復活!講演会」のご案内まで
文責:さくら