さくら通信【時事ブログ】第12回1月23日


厳しい寒波再来の候ですが、皆さまにはご清祥にお過ごしのこと と存じます。

1月20日世界のパワーバランスを激変させたトランプ氏の大統領 就任演説は
マスコミも「絶賛」と「酷評」に真っ二つの評価ですが、
平易な言 葉で語られた
超実務的な16分の大統領就任演説は、 いずれにせよ日米関係の試金石。

【TPPのゆくえは・・・】
トランプ新政権初日、「TPP離脱」 方針が発表されたのにほっとしたのも束の間、

日本政府は、 TPP協定締結に向けた国内手続きが完了したことを、協定幹事国
のニュージーランド政府に通知し、

トランプ氏大統領就任前に日本 政府として
TPPの発効に向けた強い姿勢を示した。
(TBS 1月20日12:58)

これを受け、 ニュージーランドの首相はトランプ米政権によるTPP離脱表明に 対し
「TPPが死んだとは思っていない」と強調。 オーストラリアの貿易相も同様の考え
を示した。(スプートニク 1月23日14:34)

新春年頭より1週間に渡る我が国総理外遊の主目的が、「 TPP協定締結死守」と
「経済協力強化」に名を借りた「武器貿易拡大」 だったのだとしたら。。。

日本政府には、 グローバリズムを理解して国や国民を守ろうとする人材はいない
のでしょうか?

急激に進んだ格差社会で、疲れきったシングルマザーや子供たちの6人に1人が
貧困化し、学生3人に1人が多額の奨学金負債にあえぐ現状を打開して、

世界に類を見ない平等社会で、「1億総中流」を実現した国の誇りを取り戻すべく
「内需拡大」に舵を切って真の豊かさを取り戻そうとするトランプのごとき勇者は
この国にはいないのでしょうか?

 

社会の歪や矛盾は、最も力の弱いものたちを最初に直撃します。
そんな身近な子供たち、若者たちのいたいけな姿に堪えかねて、

「子ども達に安心して残せる国づくりを!」と

腹をくくった市井の人々、私ひとりひとりの意識が覚悟を決めた時 、
世界を変えるエネルギーは大きく動くのでしょう 。

そんな民衆のエネルギーが、 アメリカではトランプ大統領という奇跡
のカードを生み、金融政治権力(パワーポリティクス)傘下のマス コミの
一斉射撃を受けながらも、世界のパワーバランスを激変させる
トランプ米国新政権は、発足しました。

2017年は、「意識」の力は「運命」を凌駕する!が”発露” する年 。

早や睦月も、1週間を残すばかりとなりました。

どうぞ、皆々さまにとってよい1年でありますように。

文責:さくら

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