南出喜久治氏「日本国憲法とは何か!-本当に「憲法」か?或いは「条約」か?&日本歴史と政治・文化におけるその位置付け-」

 ワールド・フォーラム12月例会では、日本国憲法の本質について、長年にわたり「日本国憲法無効論」を主張され、近著の『日本国憲法無効宣言』を渡部昇一氏と共著で出され、あらためて日本国憲法の本質論を提起された、弁護士 南出 喜久治 氏と当会ではお馴染みの 国際ディベート学会会長 松本 道弘 氏 の両氏をお招きし「日本国憲法とは何か!本当に「憲法」か?或いは「条約」か?&日本歴史と政治・文化におけるその位置付けというテーマで対論型式で、その本質を抉り出し、お話戴きました。

「日本国憲法」につきましては、大戦での日本国の敗北・占領によって、それまでの明治憲法が法体系の連続としてのこれまでの憲法が改正されたのではなく、外国の占領軍という物理的な強制力によって、憲法制定権力の交代によって、これまでの主権者の憲法改正手続きを経ずして、法理論上では接続が殆んどなされずに、擬似憲法制定手続きによって、「日本国憲法」という名の「法」が成立したということになっております。が、しかし、その法理を無視して強制されたこの法の有効性については、その本質論から検証されねばなりません。そこで、憲法改正(改悪)論議が喧しい中で、この「日本国憲法」の本質論が問われねばならない時期を迎えております今日、これは米国占領体制下に武力による強制により成立させられた「占領条約」にすぎないとする持論を長年にわたり主張されておられる 弁護士 南出 喜久治 氏をお招きして、「日本国憲法」の本質論を開陳して戴き、更に、お馴染みの 国際ディベート学会会長で、異文化コミュニケーションの達人 松本 道弘 氏との対論を通じて、その本質論を闘わせて戴き、その正体を明らかにしました。

【ダイジェスト10分】

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講師プロフィール:南出 喜久治 氏

南出 喜久治 氏1950年京都市生まれ。京都市立堀川高校卒業。弁護士。税理士。憲法学会会員。独自の研究により新たな占領憲法無効論を完成させ、平成4年5月に、今上陛下に「占領憲法無効宣言」を諫疏する天皇請願を行なう。著書には「日本国家構造論―自立再生への道」(政界出版社)「燎原に火を灯せ」(共著、日本出版放送企画)「現行憲法無効宣言」(萬葉社)「日本国憲法無効宣言」(渡部昇一氏との共著、ビジネス社)等。

講師プロフィール:松本 道弘 氏

松本 道弘 氏1940年大阪生まれ。関西学院大学卒業。日商岩井。西山千氏の推挙でアメリカ大使館の同時通訳,NHKテレビ上級英語講座STEPⅡ 講師。名古屋外国語大学教授を経て、日本で「ディベート」を最初に社会に広めディベート教育歴約40年、国際ディベート学会会長。私塾「紘道館」館長。日本文化に関して 130冊以上の著作。「日本の気概」(日新報道刊)

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