さくら通信【ご案内/時事コラム】第47回2018年4月29日号

ワールドフォーラム&SUNZ ご支援の皆さまへ

カキツバタたけなわの根津美術館、今年の恒例展は「光琳と乾山」
皆さまにはご清祥にお過ごしのことと存じます。

 

<4月27日南北朝鮮首脳の新たな歴史「板門店宣言」に署名>

「新たな歴史刻む」北朝鮮・金正恩委員長 南北首脳会談で(BBC【動画】2018年04月27日)
http://www.bbc.com/japanese/43917195

1953年朝鮮戦争の休戦協定以来、初めて韓国に入った北朝鮮の指導者、
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談に臨み、「新たな歴史」が始まると約束した。

予定外の出来事】初めて軍事境界線を越えて韓国側に歩み入った金氏に対し、
文氏は「南側に来られたが、私はいつ越えられるのか」と聞いた。すると金氏は
「じゃあ今越えますか」と文氏の手を引っ張った。予定にはなかったという。(朝日デジタル)

「一線を越えた、南北朝鮮首脳」
首相、トランプ氏から南北会談の説明受ける 電話協議
https://digital.asahi.com/articles/ASL4X7TP6L4XULFA00G.html
(朝日デジタル 2018年4月29日00時43分)

安倍総理は、隣国の南北首脳会談のもようを海の向こうのトランプ大統領に電話で聞き、文大統領からも「金正恩氏から『日本と対話の用意ある』との伝言」を聞く。トランプ氏が「拉致即時解決を要求する」と安倍氏に伝達したとの、時事通信ワシントン支局の報道も。

 

マインドセットを変えて用意周到に準備をすれば、あらゆる状況を変化させることは可能である。でも人は、70数年をかけて和平へのたった1歩を踏み出すことさえ出来ぬように劣化してしまうことさえある。そんな今は、情報戦のど真ん中

南北会談を控えたTVは、各局横一列で「TOKIO山口氏2ヶ月前のセクハラ事件」トップ扱い
さすがの国民も「本当は何も知らされてこなかった」と気づくべき時節です。

国会という最高府で、嘘や不祥事が幅を利かせていることが明らかになり
今まで通りのシステムは、再構築されるべき時期を迎えています。。

唯一の救いは、「種子法廃止法案」の危険性に「食糧主権」 復活を目指して
野党6党が「種子法復活法案」で足並みをそろえ、19日衆院に提出したこと。

かねてより問題が指摘されてきたた食糧自給率しかり、「食糧主権」 は、
わが国の
「安全保障のカナメ!」であるのは、いうまでもありません。

自民党内にも「種子法廃止法案」を危惧する議員は少なからずと伺い
これを機に、与野党を超えて「日本を守る」機運 が高まるのを祈ります。

6月国会期中に「種子法廃止法案」が、昨年森友問題に隠れて超特急で
成立した
逆コースを狙い、廃止法を実質的にリセットする必要があるのです。

米の主権を国民が取り戻す「主要種子法」復活を実現するのは不可欠です。

「短期で廃止」できたのですから、当然ながら「短期で復活」可能です。
ただし、一定数の「国民が目を覚まして」国会議員のマインドセットに
影響をあたえることが、最大の「必須条件」でしょう。
国民一人ひとりの気づきと、肩にかかる「未来への重責」ですね。

続きは・・・
【さくら通信/時事コラム】第45回4月24日「藤の花」号へ:ドキュメンタリー映画『種子~』資料集
http://worldforum.jp/sakura/sakura-6229
【さくら通信/時事コラム】第43号2月15日「春一番」号へ:「種子法廃止法」とは?
http://worldforum.jp/sakura/20180215

 

4月30日(月・休)14時!ワールドフォーラム開催のご案内

4月30日(月・振休)ワールドフォーラム緊急!講演会&上映会!
アメノウズメ塾 杉田穂高先生/安田節子先生/バクロスTV 平山秀善氏
【初登壇!】

ドキュメンタリー映画「種子~ みんなのもの?それとも企業の所有物?」
日本語版完成!上映会

 

多国籍企業に種の独占を許す「通称:モンサント法」を敢然と跳ね返した南米の農民や先住民族らの奮闘ドキュメンタリー映画(原題:SEMILLAS)「種子~みんなのもの?それとも企業の所有物?」日本語版が、多くの市民協力とNPOアジア太平洋資料センター(PARC)制作で、3月に完成しました!

予告編『種子~みんなのもの?それとも企業の所有物?』(4分27秒版)

 

カーティーニ・サモンさん(インドネシアのNGO GRAIN代表)のメッセージは、コチラ↓↓

※6月東京開催の連続「国際シンポジウム」にも↓↓スピーカーとして来日ご登壇の予定です!!
https://www.facebook.com/events/1229543137182246/

■PARC(NPO アジア太平洋資料センター)主催:
連続国際セミナー/2018.6.25 – 6.23 – 6.30

 

 

マスコミが報道しない世界の裏側で進むシナリオをいち早く公開するアメノウズメ塾の杉田穂高医師(杉田歯科医院院長)と、 遺伝子組換え食品など「食の安全」の第一人者、安田節子先生(食政策センタービジョン21代表)、 初登壇のお二人をお迎えします!

「バクロスTV」の敏腕プロデューサー 平山秀善氏のご登壇も急遽、決定

日本人の「食料主権」や「国内産業を破壊」し奪い取ろうとする動きは、 日本ばかりではなく世界で同時並行的に起こっています。 世界の富を牛耳ってきた巨大なマネーの力に忖度し、 恭順してきたバブル崩壊後の日本政府や私たちの社会の姿を明らかにし、 活路を求めたいと思います。

おそらく国民が気づいて、「舵取りを具体的に」求めなければ「格差社会化のしわ寄せを受ける中間層」までの貧困化はこのまま、 止められないでしょう。
そんな今、 政府に抗議するのはとても重要ですが、せっかくの国民運動も、 ただ「安倍はやめろ!」に終始するだけでは、「もっと危険なものが代わりにバトンを握るだけ!」 の未来が見え隠れしていることにも お気づきでしょうか…?

「本当のことは何も知らされてなかった!」と長崎から立ち上がった女性グループらを発端として、全国に野火のように広がりつつある「バクロスTV」の敏腕プロデューサー平山秀善氏や、世直しジャーナリストとして活躍中のショージサエキ氏も参加の、トークセッションもお楽しみに!

ご予約はこちらから
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森友問題に隠蔽された「種子法廃止法」は、TPP&FTAへの布石

トランプ氏「TPP復帰!or &FTA」日米首脳会談への思惑とは! ?
多国籍企業による種子の独占で奪われた「食料主権を奪還」 した南米
に学び、「子ども達に安心して残せる国づくり」へ、活路を求める !
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【上映会】14:00「種子-みんなのもの? それとも企業の所有物?」
【講演会】16:30 ワールドフォーラム初登壇!の講師お二人
16:30 安田節子 先生(食政策センタービジョン21代表/
NPO「日本有機農業研究会」理事)
18:00 杉田穂高 医師(杉田歯科医院院長)/アメノウズメ塾主催
【トークセッション】19:30 杉田穂高 医師 × 安田節子 先生
「バクロスTV」プロデューサー平山秀善氏も、急遽、参加決定!
世直しジャーナリストショージ・サエキ氏も、参加!

(進行:佐倉直海)

 

4月30日(月・振替)ワールドフォーラム【緊急!上映会&講演会】
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日時:2018年4月30日(月・振休)
受付 13:30 上映会14:00/講演会16:30

場所:杉並区 方南会館ホール (160席) 丸の内線「方南町駅」徒歩5分

参加費:3,000円(要予約) 当日 4,000円(昼夜通しのみ)
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詳細ページ&お申込み
http://worldforum.jp/information/2018/0430.html

 

昨年の森友問題渦中の「籠池氏の証人喚問」3月23日同時間に、
「種子法廃止法案」は、農林水産委員会の審議を通過して「閣議決定」され、
衆参両院の本会議に送られて、2017年4月1日可決正立。
1年後の今年2018年4月1日より、既に自動的に施行されています。

こうした「TPP条約」に矛盾しないための国内法の廃止など、着々と進められたきました。

モリカケで度々耳にした「国家戦略特区」。岩盤規制(=国民生活を守るための法規制)に、
高速回転するドリルで穴をあける!」=と、丁度4年前の2014年5月1日「ロンドンシティ歓迎晩餐会」で首相が胸を張って演説し、ロンドンシティの「超富裕層に拍手喝采を浴びた約束」はその後、着々と実現されてきました。

「(日本の)世界最大の年金基金『7300億ポンドを超える 運用資産』をGPIF
(=年金積立金管理運用独立行政法人)に投資させて運用する
」と語った総理発言は、
コチラの官邸HPで、確認できます。
↓↓↓
H26(2014)年5月1日「ロンドンシティ歓迎晩餐会 安倍首相スピーチ全文」官邸ページより
https://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0501speech.html

ジー‐ピー‐アイ‐エフGPIF】とは?
Government Pension Investment Fund]の略称です。

年金積立金管理運用独立行政法人」= Government Pension Investment Fundの略称。
年金基金のなかでは世界最大の資産額を持つ。
国民の大切な老後資産である「年金積立金」を、政府機関が勝手に投資運用する
なんて、とんでもないお話です!しかも議員年金には、一切手をつけていません。
「年金を投資運用するのは、極めて危険だ」と、実はわかっているのでしょう。
こんな暴挙にも気づかず、声も上げない国民のふるまいが、これを許してきたのです。

 

「子ども達に、安心して残せる国づくり」へ

私たちは、しっかり目をあけて、政府のふるまいを見届け
時には声を上げ、時には行動を起こさなくてはなりません。

粛々と、前に。
これからも皆さまのご支援のもと、精進してまいりたいと思います。

文責 さくら

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